あつしの振りかぶって投げました日記

2009/1/5の日記
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歌に出会ったきっかけ
野球が大好きでやんちゃな男の子が音楽を好きになる方法。

音楽が大嫌いだった。小学校の時から音楽が大嫌い。演歌なんてもってのほか。
2個上の兄が中学に入り吹奏楽をやりだした。兄は家でチャンネル支配をしていつもBSやNHKで流れるクラシックを聴く。俺はたまんねぇ。マジつまらん。何がよくてこんなのしてんの?くらいに思っていた。

あるクリスマスの日。兄のクリスマスコンサートがある。と言うことで母といやいや会場に向かう。プログラムを眺めてもわけわかめ。ハンガリー農民がなんとか。意味不明。
団員がステージに上がる。指揮者登場。拍手。

指揮者が両手で合図した瞬間。息ピッタリの素晴らしいハーモニー。

その瞬間でしたね。音楽を好きになったのは。一瞬でした。本当に一瞬。一気に鳥肌がたって動けなくなった記憶すらあります。生の音楽を聴いた瞬間に大嫌いだった音楽を好きになりました。
むしろ次の演奏会やコンクールも暇があれば聴きに行くくらい。

そんなある日兄から渡されたCD。それがゴスペラーズのひとりでした。これが本当に声だけの音楽なのか。そんな印象でした。

ゴスペラーズが好きになりファンクラブにハイリング(現在進行形)。
そして小6くらいからかな。風呂にゴスペラーズの歌を吹き込みだテープを持ち込み毎日2時間くらいテープに合わせて歌い続けました。馬鹿です。
でも正月だろうがお盆だろうが何があろうと歌ってたと思います。
それを高校に入るまでだから4年間歌ってました。馬鹿です。

高校に入り下宿生活になると風呂では歌えなくなります。もちろん野球も死ぬほどハードだったからそんな暇もありません。なので休日は必ずカラオケに行ってました。後輩を連れてカラオケカラオケカラオケ。
最大6時間いたことあります。
とにかくストレス発散してたな。

本当にあの日吹奏楽の演奏会に行かなかったらと思っただけで怖いです。いままでの出会いが無いと思うだけで恐怖です。
あなたの一瞬が人生を変える可能性があります。
その一歩が人生を変える可能性があります。

迷っていても、それでも時間はたちます。

あと少しです。

一歩踏み出してみると違う景色になるかもしれない。輝く何かが見えるかもしれない。

そこに無いなら歩きだせ。誰もが将来有望。
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